底本について

底本は明倫館定點改定音訓五經長門藏版の線装和刻本。

18.8cm×26.1cm、(版面16.4cm×22.5cm)九行十七字(序八行十六字)双魚尾 刊記無し。「改定音訓書經」の題簽。虫損により判読できない箇所については「太 字精校書經集傳」掃葉山房により補いました。

字について

木版の本なので異体字、俗字が多用されています。下記の方針で入力に当たりました。

  1. 底本の字をそのまま入れる。巳已己の誤用などは修正しない。
  2. 者の点の有り無しなど1、2画程度の字形の差は*を付記しJISにある字とした。しんにょうの点が2か1かやくさかんむりを3画とするか4画とするかなどもこの範疇に入れる。
  3. 配の己を巳に作るなどの字形の差は*を付記しJISにある字とした。
  4. 俾を諸橋大漢和の681の俗字として書く等、JISにある字の異体字は*を付記しJISにある字とした。
  5. JISX0208に無い字は表現できる字で合成して表わす。
    (言|己)=記
    (艸/云)=芸
    (辷<言)=這
    (囗<大)=因
    (木|(記-言))=杞
  6. JISX0212に有る字はJISX0208で合成し、括弧内に区点コードを示す。
    (厂/萬2048)
  7. JISX0212に有る字の異体がJISX0208に有る場合はJISX0212の番号を付加する。
    (繋2350)
  8. JISX0212に無い字で大漢和辞典に有る字は括弧内にmとともに番号を示す。
    (酉|需m40069)
なお, html として公開してある分については, 補助漢字は京都大学の安岡さ んの所 のデータを用い, JISX0208,JISX0212以外の字についてはe漢字 のデータを使用させて頂きました。

著作権について

本テキストは入力の元となった本の著作権は既に切れています。この電子化し た部分の著作権は私が持ちます。本テキストを有償で販売する場合を除き自由 に使用することができます。改変は、改変したことを記述する限りにおいて自 由です。なお、再配布に当たってはすべてのファイルをまとめて再配布してく ださい。

平成10年5月16日 師尾 潤


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